月別アーカイブ: 2020年3月

#009 五色塚古墳(神戸市)

明石市に近い神戸市垂水区にある。古墳そのものはきれいに修復されているもので、古めかしさはない。ただ、焼き上がったばかりの埴輪を並べた当時の姿というものをダイレクトに感じることができる。皆さんは、お墓を作るとなると、どのように考えるだろうか。山の中腹の日当たりの良いところにしようなどという話である。行ってみると驚くが、ここからは淡路島が見える。瀬戸内海を行き交う鳥たちも見える。この古墳の価値はこの場所にある。古代人もとても贅沢なのである。

 

五色塚古墳(じゃらんnet):

https://www.jalan.net/kankou/spt_28108af2170019284/

 

じゃらんnetでは、基本情報や口コミから周辺のおすすめ観光スポットまで、とても多くの情報が整理され見やすく配置されている。

 

#008 神戸市役所展望ロビー(神戸市)

東京でも都庁のほか展望ロビーを設置している区役所があるが、神戸市役所でも毎日22時まで開放している。ここは神戸市の行政の中心地であるが、間違いなく観光スポットでもある。

神戸市役所庁舎案内:
https://www.city.kobe.lg.jp/a28956/shise/about/building/index.html

神戸市のホームページとは別に、庁舎案内がある。

#007 神戸ウォーター(神戸市)

 

 

市内のところどころに水汲み場があるが、ここもそのひとつである。神戸の水は腐りにくいとの評判で昔から世界中の船乗りたちが船内の水を詰め替えたと言われている。この水は酒造りにも使われて灘の生一本を生み出したのである。

 

神戸ウォーター:

https://kobewater.com/waterplace/index.html

 

形の定まらない水を不規則な曲線で表現している。

 

#006 100万ドルの夜景(神戸市・芦屋市)

小学校でも、100万ドルの夜景と教わることもあった神戸の夜景は、少し小高い所に登ればどこからでもそれなりに見ることができるのだが、おすすめは、市街地に程近い摩耶山からの眺めということになろう。夜を描いた絵画が少ないように、夜景を中心とするホームページは少ないが、これを集めたサイトもある。

 

摩耶山の夜景:

https://yakei.jp/japan/spot.php?i=maya

 

夜景を中心に見せようとすると、どうしても白地に濃紺という色使いになる。

 

#005 白鶴美術館(神戸市)

神戸市東灘区の山手に位置する美術館で、このあたりの小学校に通っていた人であれば、必ずや一度は訪れたことがあるはずである。館内には、古代中国の青銅器が陳列されていて、とても貴重なもののはずだが、小学生にとっては、なぜこんなものがここに集められているのだろうかと大いなる謎であった。後年になって、青銅器の多くが酒器でもあることに気付いた。実際に確かめたわけではないが、白鶴とはもちろん酒造会社の名前であり、酒=青銅器という意味合いもあ0ったのではないかと思うようになった。

白鶴美術館:
http://www.hakutsuru-museum.org/

六甲山の麓に溶け込むように建っている和風の建築物である。スライダーの冒頭で、全景を見せている。

#003 フロインドリーブ(神戸市)

神戸市生田区に生まれ育った私にとって、神戸は観光地ではありませんでした。ところが、NHKの連続テレビドラマ「風見鶏」の影響がとても大きく、何だか観光地になってきたというのが本当のところです。そのモデルと言われているのが、同店です。モチモチの柔らかいパンを好む日本人にとってドイツパンというのは縁遠いものかも知れませんが、大事にしたいお店です。東灘区にその流れを組むフロイン堂があり、こちらも焼き立ての食パンの存在感が圧倒的です。

 

フロインドリーブ:

http://freundlieb.jp/

 

ヒーローヘッダーにスライダーを組み合わせた存在感。

 

 

#004 菊正宗酒造記念館(神戸市)

現在の神戸市の東部から西宮市にかけての一帯は、かつて灘五郷と呼ばれ、江戸時代に辛口の酒の製法を確立した酒の名産地である。ここ菊正宗酒造記念館は、その酒造りの伝統と製法をわかりやすく展示した施設で、大勢のインバウンド客で賑わっている。

 

菊正宗酒造記念館

https://www.kikumasamune.co.jp/kinenkan/

 

大人数の観光客を受け入れ可能なことから、動画を用いて施設を簡単に説明し、見学の申込みへと誘導するしくみになっている。トップページには、記念館の門構えをそのまま用いたストレートな構成となっている。

 

#002 ユーハイム(神戸市)

関東大震災を機に横浜から神戸に移り住んだドイツ人カール・ユーハイムが広めたバウムクーヘンの老舗である。ドイツ語では、Jをヤ行で発音するのだが、子どもの頃はそれがわからず、包み紙の意味がわからずじまいだった。NHKの番組で、日本で初めてバウムクーヘンを焼いたのがカール・ユーハイムだという逸話が紹介されていたが、その場所というのが広島県物産陳列館であった。現在の原爆ドームである。

 

ユーハイム:

https://www.juchheim.co.jp/

 

まさにバームクーヘンの色を意識した白くやさしい色使いである。