月別アーカイブ: 2020年6月

#080 坂(神戸市・芦屋市)

市街地が六甲山の裾野にまで広がっているため、当然のこととして坂も多い。神戸では南北に走る道を「筋」と言い、東西のものを「通り」と呼んで区別しているが、「筋」が途中から「坂」になるわけである。

 

イベント 神戸の坂を歩く 坂学会巡検 「神戸の坂(須磨・北野界隈)」:

http://www.sakagakkai.org/junken/kobe/kitano.html

 

坂学会という組織の巡検の記録である。「Ⅰ.須磨の坂」と「Ⅱ.北野の坂」にパネルを切り替えて、丸1日をかけて歩き回った神戸の坂の数々がうまく整理されている。

#079 東遊園地(神戸市)

毎年1月17日になると流れるニュース映像は、この場所である。園内には、「1.17希望の灯り」というモニュメントも設定されていて、穏やかな光を放ち続けている。そしてここは、毎年、犠牲者の鎮魂のために開催されている神戸ルミナリエのメイン会場ともなっている。

 

 

東遊園地:

http://eastpark.jp/

 

 

神戸市の所有であるが、神戸パークマネジメント社会実験実行委員会という団体が管理している。ヘッダーには、黄色く色づいた樹木の写真が使われているが、この黄緑色がこの公園のシンボルカラーなのかも知れない。

 

 

 

 

#078 カナディアンアカデミー(神戸市)

今ほど外国人が多くいなかった頃、神戸であっても、それほど多くの外国人を見かけたわけではなかったが、たまに、ここの生徒と出くわすことがあった。小さな子どもであっても日本語は完璧で、お母さんの買い物の手伝いをしているという子どもいた。

 

 

Canadian Academy:

https://www.canacad.ac.jp/

 

 

ホームページを見たところ、日本語表記が見当たらないので、「カナディアンアカデミー」という表記で合っているのかどうかわからないが、とにかく、画面全体の雰囲気が外国っぽい。不思議なことだが、色使いなども含めて、どこかに違いがあるようである。

 

 

 

#077  北野工房のまち(神戸市)

元は神戸市立北野小学校であった建物を再利用した体験型スポットである。クラフトショップが入居してアクセサリーを売っていたりするのだが、気軽に立ち寄れる雰囲気である。それだけでなく、有料となるが、いろいろな本格的な体験ができるのもここの魅力となっている。

 

 

北野工房のまち:

Home

 

 

ヘッダー画像には、校舎の入口と教室が並ぶ廊下が入れ替わる。建物そのものが親しみやすい愛らしい感じである。手作り豚まんがとてもかわいい。

 

 

#076 大丸神戸店(神戸市)

神戸には、かつて三越、大丸、そごうと3つの百貨店があったのだが、今でもそのままのかたちで営業を続けているのは大丸神戸店のみとなってしまった。震災後、復旧を急いだそごうとは違って、大丸は時間をかけて現在の姿になった。その外観は立派で、モダンで、この街のランドマークのひとつともなっている。

 

 

大丸神戸店:

https://www.daimaru.co.jp/kobe/

 

 

ビルの外観が見事な神戸を代表するデパートである。ヘッダーのスライダーのうち、後ろのほうにそのイラストが現れる。

 

 

 

 

#075 茅葺き(神戸市)

海と山に挟まれた市街地を北側に進むと、いったいどこに来たのだろうかと思うような山里の風景が広がっている。神戸市によれば、ここ北区には700棟を超える茅葺き家屋が残っているというが、このようなことに興味を持つようになったのはNHKの『SWITCHインタビュー 達人達』という番組を見て以来のことであった。茅葺き職人を紹介するサイトの特集ページを紹介する。

 

今、茅葺き屋根は世界のトレンドに。職人・相良育弥が伝える「茅葺きの魅力」:

https://sunchi.jp/sunchilist/hyogo/107591

 

 

茅葺き職人の相良育弥をとても詳しく紹介している。ヘッダーには、ひざまずいて、茅を束ねる職人の姿を配している。

 

#074 日本真珠会館(神戸市)

神戸は日本の養殖真珠の輸出基地でもあった。この建物に入ると何だか足裏がひんやりするのだが、床そのものが厚い岩を敷き詰めてあるためだという。下から穴を開けられたりしないように建物全体が金庫のようになっているらしい。この近くには、真珠を扱う業者も集まっているようだが、看板を出していないところが多いそうで、これも防犯のためらしい。

 

神戸パールミュージアム:

https://japan-pearl.com/publics/index/32/

 

 

組合のショールームのような場所のため、企業のホームページのような感じになっている。

 

#073 御影公会堂(神戸市)

この建物は、国道2号線沿いの北側に見える。私が通っていた小学校では、映画鑑賞の時間には、ここを利用していたのだが、当時からとても古い建物という印象であった。いつ取り壊されても不思議ではなかったのだが、幸いにも震災を乗り越え、リニューアルされて未来に引き継がれることになった。昭和の初めに思い描いていた未来の姿がそこにある。

 

 

御影公会堂:

https://mikage-kokaido.jp/

 

公会堂と言うので公共の建物に違いなのだが、昭和の初めに、御影町が神戸市と合併する前に私財によって建てられたものである。ヘッダーには、外観の次に、寄贈した嘉納治五郎の像が見える。