「史跡」カテゴリーアーカイブ

#054 明石城(明石市)

神戸にもいくつかの城が築かれたようだが、どれも小規模なものだったようである。江戸時代にこのあたりで栄えた城下町と言えば、姫路が有名であり、神戸は開国後に発展した街なのである。ただ、お隣の明石まで足を運ぶと、明石駅のホームから二つの櫓が見える。歩いてみると、ここが大きな城だったことがよくわかる。

 

 

 

 

明石城:

https://www.akashijo.jp/index.html

 

 

 

ヘッダー画像には、南側からみた二つの櫓が配されている。天守閣は残っていないが、この櫓はとても立派であり、明石城がとても大きな城だったことがわかる。

 

#052 清盛塚(神戸市)

日本史上、一瞬だけ神戸が日本の首都になったことがある。平清盛によるものである。『方丈記』には人災として、「南北に狭く、潮汐の音がうるさいところは行政に向かない(私訳)」と記録されているが、平清盛は、この地のメリットを認めていたのだろうと思う。

 

清盛塚(兵庫津の道を歩こうガイド):

https://hyogotsunomichi.info/oowadanotomari/kiyomoriduka/

 

 

ヘッダー画像には、明治初期のものと思われる貿易船の絵が使われている。個人の開設によるもので、商品や広告がないため、とても見やすい。