「洋菓子店」カテゴリーアーカイブ

#072 観音屋(神戸市)

その名を観音屋というが仏具のお店ではない。昔から地元では有名なチーズケーキのお店である。世の中では、バスク風チーズケーキなどというものがブームとなっていたが、ここのチーズケーキも、一般的なものとはちょっと違う。これもチーズケーキなのかと思うかも知れないが、こちらのお店のチーズケーキは昔からあるもので、他には無いものなのである。

 

 

観音屋:

http://www.kannonya.co.jp/

 

 

チーズケーキが有名なお店のため、全体が淡いクリーム色になっている。看板商品の画像も上部に配置されている。

 

 

 

#067 世界一の朝食(神戸市)

前回までに紹介した内容はすべて私の個人的な体験に基づくものであったが、今回取り上げる朝食だけは私もまだ未体験である。ただ、神戸が映っているテレビ番組を片っ端からチェックしているうちに、総支配人でもある山口浩シェフをよくお見掛けするようになり、いつしか必ず食べてみたいと思うようになった。

 

ベルナール・ロワゾー氏からの贈り物 『世界一の朝食』と呼ばれる秘密。

朝食

 

 

ヘッダー画像は小さめで、そこにはパンやジャムが並んでいる。画面をスライドしてみると、中庭にセットされた豪華なテーブルが登場するしかけだが、この画像がとても美しい。

 

 

#064 ケーニヒスクローネ(神戸市)

タイトルが「神戸御影生まれの洋菓子店」となっているように、もともとは住宅街の小さな洋菓子店であったが、今では全国の有名デパートにも出店している。シュークリームを作ったことのある人はわかるだろうが、カスタードというのは本当に生ものであって、とても取り扱いが難しい。中小企業経営のお手本のような会社である。

 

 

ケーニヒスクローネ:

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社名にもあり、もともとの主力商品であった「クローネ」の写真を配している。画面構成はシンプルで、清潔感がある。

 

#034 アンリ・シャルパンティエ(芦屋市)

以前は、神戸市内にもいくつかの喫茶室を設けていたはずだが、今は、芦屋本店のほかに支店が2店舗となっている。洋菓子店は、市内に留まろうとするところと全国展開しようとするところに、きれいに分かれるようであるが、ここは見事に全国に広まった。

 

アンリ・シャルパンティエ:

http://www.henri-charpentier.com/

 

3枚構成のスライダーのうち、最初のものには、東北支援のメッセージが現れる。息の長い活動を続けているのも、自身も被災した経験があるからだろう。

 

#002 ユーハイム(神戸市)

関東大震災を機に横浜から神戸に移り住んだドイツ人カール・ユーハイムが広めたバウムクーヘンの老舗である。ドイツ語では、Jをヤ行で発音するのだが、子どもの頃はそれがわからず、包み紙の意味がわからずじまいだった。NHKの番組で、日本で初めてバウムクーヘンを焼いたのがカール・ユーハイムだという逸話が紹介されていたが、その場所というのが広島県物産陳列館であった。現在の原爆ドームである。

 

ユーハイム:

https://www.juchheim.co.jp/

 

まさにバームクーヘンの色を意識した白くやさしい色使いである。

 

 

#001 神戸風月堂(神戸市)

西洋の文化をすすんで受け入れるようになっても、それまで和菓子ばかりを食べてきた日本人にとっては戸惑いがあったに違いない。和と洋がぶつかりあった当時のお菓子がどういうものであったかを想いながら…。

 

神戸風月堂:

http://www.kobe-fugetsudo.co.jp/

 

洋菓子店ながら、伝統を感じさせる渋い色使いが印象的である。