#075 茅葺き(神戸市)

海と山に挟まれた市街地を北側に進むと、いったいどこに来たのだろうかと思うような山里の風景が広がっている。神戸市によれば、ここ北区には700棟を超える茅葺き家屋が残っているというが、このようなことに興味を持つようになったのはNHKの『SWITCHインタビュー 達人達』という番組を見て以来のことであった。茅葺き職人を紹介するサイトの特集ページを紹介する。

 

今、茅葺き屋根は世界のトレンドに。職人・相良育弥が伝える「茅葺きの魅力」:

https://sunchi.jp/sunchilist/hyogo/107591

 

 

茅葺き職人の相良育弥をとても詳しく紹介している。ヘッダーには、ひざまずいて、茅を束ねる職人の姿を配している。

 

#074 日本真珠会館(神戸市)

神戸は日本の養殖真珠の輸出基地でもあった。この建物に入ると何だか足裏がひんやりするのだが、床そのものが厚い岩を敷き詰めてあるためだという。下から穴を開けられたりしないように建物全体が金庫のようになっているらしい。この近くには、真珠を扱う業者も集まっているようだが、看板を出していないところが多いそうで、これも防犯のためらしい。

 

神戸パールミュージアム:

https://japan-pearl.com/publics/index/32/

 

 

組合のショールームのような場所のため、企業のホームページのような感じになっている。

 

#073 御影公会堂(神戸市)

この建物は、国道2号線沿いの北側に見える。私が通っていた小学校では、映画鑑賞の時間には、ここを利用していたのだが、当時からとても古い建物という印象であった。いつ取り壊されても不思議ではなかったのだが、幸いにも震災を乗り越え、リニューアルされて未来に引き継がれることになった。昭和の初めに思い描いていた未来の姿がそこにある。

 

 

御影公会堂:

https://mikage-kokaido.jp/

 

公会堂と言うので公共の建物に違いなのだが、昭和の初めに、御影町が神戸市と合併する前に私財によって建てられたものである。ヘッダーには、外観の次に、寄贈した嘉納治五郎の像が見える。

 

#072 観音屋(神戸市)

その名を観音屋というが仏具のお店ではない。昔から地元では有名なチーズケーキのお店である。世の中では、バスク風チーズケーキなどというものがブームとなっていたが、ここのチーズケーキも、一般的なものとはちょっと違う。これもチーズケーキなのかと思うかも知れないが、こちらのお店のチーズケーキは昔からあるもので、他には無いものなのである。

 

 

観音屋:

http://www.kannonya.co.jp/

 

 

チーズケーキが有名なお店のため、全体が淡いクリーム色になっている。看板商品の画像も上部に配置されている。

 

 

 

#071 神戸ムスリムモスク(神戸市)

神戸と横浜だけにあるものというのもあるが、神戸と東京だけにあるものがある。そのひとつが、モスクである。神戸ムスリムモスクは、日本で最初に造られたモスクらしく、外から見ているだけでも風格が漂っているが、内部の見学もできるようなのでぜひ訪れたいものである。

 

宗教法人 神戸ムスリムモスク:

http://kobe-muslim-mosque.com/

 

ヘッダーの一角にスライダーが設けてあり、外観や内装の画像が数枚入れ替わっている。外国人のサイトは色使いが独特だったりするものだが、このホームページに関しては、特に違和感を感じるようなことはない。アラビア文字もあまり使われておらず、日本人向けの内容になっているものと思われる。

 

 

 

 

#070 あじさい(神戸市)

神戸市のホームページによれば、「市民の花」は「あじさい」であるとされており、それは1970年(昭和45年)5月に制定したもので、「市民アンケートでも、最も人気のあった花。」との記述がある。これを読むまでは、神戸市民があじさい好きだったとは全く知らなかった。トーマス・マックナイトの作品のなかに神戸をモチーフにしたものがあるが、そのなかには、あじさいが丁寧に描き込まれているものがある。

 

アジサイ(紫陽花)の育て方。コツとお手入れ、植え替えなどを一挙公開します(ガーデンストーリー):

https://gardenstory.jp/gardening/33330

 

ヘッダーの大部分が、ロゴマークとナビゲーションに割かれていて、画像はその下に配されている。図鑑のような構成になっている。

 

 

#069 住吉だんじり資料館(神戸市)

全国から観光客が押し寄せる大祭とは違って、あくまで地元だけでにぎわうお祭りがある。観光客がわざわざ足をのばすほどのものではないかも知れないが、暮らすように旅するという趣旨からすれば、東灘図書館の一角に併設されているこの資料館にも気軽に立ち寄ってもらいたい。

住吉だんじり資料館(Feel KOBE 神戸公式観光サイト):
https://www.feel-kobe.jp/facilities/detail.php?code=0000000785

一般財団法人 神戸観光局によるもので、内容は簡素であるが、館内に展示されているだんじりの写真は迫力がある。

 

#068 浮世あられ(神戸市)

あられを売る店は数知れずあるはずだが、それぞれのお店の味はその地方でないとなかなか入手できないのだろう。神戸の味としておすすめできるのが、花見屋のあられである。パッケージには、「浮世あられ」と書かれているが、ホームページ上では「お好」となっている。

 

 

有限会社 花見屋:

http://hanamiya.co.jp/index.html

 

 

bodyにはベージュ色が使われており、全体として柔らかい印象になっている。ヘッダーには、3枚の画像が小さく収められていて、このことも落ち着いた印象につながっている。